副鼻腔とは、鼻腔に隣接した骨内に存在する空洞で、ヒトでは前頭洞、篩骨洞、上顎洞、蝶形洞の4つがあります。
これら副鼻腔で炎症を起こすと「鼻詰まり」「鼻から膿が出る」「目の下の部分の圧迫感や痛み、腫れ」などの症状が現れ、慢性化するといわゆる蓄膿症(上顎洞炎)になります。
ここでは、副鼻腔炎の中でも、歯が原因で上顎洞が炎症を起こす歯性上顎洞炎について解説します。上顎洞は上顎奥歯の根の上部から、眼下にかけて存在する頭蓋骨内部の空洞です。
この上顎洞の炎症は、上の歯にインプラント治療時に問題となります。当院は、上顎洞炎についても専門的治療経験が豊富で、様々な歯性上顎洞炎症例に対応することが可能です。